マテリアルUIの刷新
KATANA3.2の最も大きな変更点はマテリアルユーザーインターフェースの刷新です。
新しいUIでネットワークマテリアルを組む際には、このように新しく搭載されたNetworkMaterialCreateノードを使用することになります。
このノードの+ボタンをクリックすると、フォルダの中の階層に入って行くというイメージですね。
その中の階層では、このような横に接続していくタイプのUIに変更されました。
旧来のUIでは、ノードグラフの同じ階層で、このような状態でネットワークマテリアルを組んでいたわけです。
この場合、1つのノードから別のノードへ複数の接続が行われても、UI上で判別することができませんでしたが、
新しい横向きUIでは、MayaやMaxと同じように左から右へのワークフローが可能になり、それぞれの接続点が明確に判別できるようになっています。
これはとてもありがたい変更ですね。
3DeLight NSI 1.5
また3DeLightも新しいバージョンNSI 1.5にアップデートされています。
複数のカメラからの同時にレンダリングやできるようになり、NSI専用のレンダーウインドウがより使いやすくなりました。
SSSはArnoldがすでに搭載しているランダムウォークメソッドを使用するように改善されました。
シーンのエクスポートがマルチスレッド化され、時間が30%から400%改善されました。
インスタンスおよびVDBボリュームのレンダリングメモリフットプリントが最大8倍改善されました。
USD19.5
HydraビューポートがUSD19.5にアップグレードしました。
これによりHydraレンダーデリゲートシステムを使用することができ、今後様々なリアルタイムレンダリングがビューポート上で使用できるようになります。