弊社AUPユーザー様以外もご参加頂けます!

 

INDYZONE CAFE について

インディゾーンの新人テクニカルスタッフによる INDYZONE CAFE (Houdini オンラインサポート)を開催します。

毎回一つのお題に沿って、弊社テクニカルスタッフが解説やトレーニング等を行い、その後は質疑応答を行う予定です。

通常は弊社AUPユーザー様向け限定で開催しておりますが、今回は特別に弊社AUPユーザー様以外でもご参加頂けます!以下に日程および詳細をご案内致しますので、ご興味ございましたらぜひご参加ください。

 

第11回目 INDYZONE CAFE:Houdini19.0のKarmaの紹介

開催日時:2021年12月23日(木) 19:00 – 20:00

Houdini19のリリースに伴い、Karmaはプロダクションレンダラーとしてバージョンアップしました。KarmaはROPコンテキストとLOPコンテキストの両方に対応しました。また、 MaterialXを使用した物理ベースシェーディングをはじめ、最終的なイメージをコントロールするRender Propertiesオプション等について紹介します。

1.Karma ROP & Karma LOP

Houdini19ではROPコンテキストで扱えるKarmaが搭載されました。LOPコンテキストで扱えるKarmaとの相違点や、その使用方法を中心にご紹介します。

・Karma ROPの使用方法
・Karma LOPの使用方法
・Karma XPU

2.Shader

最終的な質感を設定するシェーダーに関する機能として、Houdini19ではMaterialXに対応し、物理特性を考慮することができます。同様にHairシェーダーとPhysical Lensも新規追加、もしくは改良が加えられています。

・MaterialX Shader
・Hair Shader
・Physical Lens

3.Render Settings

Karmaレンダラーへシーンデータを渡す前に、シーンによってはいくつか調整が必要なオプションがあります。シーン内にボクセルデータが存在する場合や、背景を設定する場合などが該当します。

・Karma Render Properties
・Back Ground Plate
・Volume Rendering

4.Output

Karmaレンダラーを使用する際の直接的な設定項目を紹介します。サンプリング、ノイズ除去、各種AOVやマップの出力方法を順を追って見ていきます。

・Arbitrary Output Variables
・Cryptmatte
・Z-Depth
・Deep Maps


 

第12回目 INDYZONE CAFE:RenderMan for Houdini 24.2の紹介

開催日時:2021年12月29日(水) 18:00 – 19:00

RenderMan 24.2 がリリースされ、Houdini19をサポートするようになりました。その他にもUSD Imageプラグインである “hdPrman”のMaterialXへの対応、PxrPathTracerの “Aggregate Volumes”への対応、PxrStylized Looksの機能の一部改善が行われました。これらの新機能および改善点をご紹介します。

1.Houdini19への対応

RfH24.2では、Houdini19.0.383をサポートするようになりました。HoudiniとSolaris間におけるRenderMan Translatorが追加されたことで、MaterialXによるシェーダーを割り当てたオブジェクトをレンダリング可能です。実際に適用しながらご紹介します。

・Contents
・MaterialX
・XPU
・Light Option

2.Volumeについて

RISによるレンダリングの際に、PxrPath Tracerは “Aggregate Volumes”に対応しました。これはオーバーラップするボリュームをより効率的にレンダリングし、一次レイがピクセルに到達するまでの時間を短縮することができる技術です。合わせて、PxrVolumeの変更点もご紹介致します。

・Contents
・PxrVolumeの改善点
・Aggregate Volume

3. Stylized Looksについて

Stylized Looksツールセットは、フォトリアリスティックレンダリングを行った後にディスプレイフィルターによるピクセルごとのポスト処理によって特殊な表現を作り出します。現在はPxrStylizedToon / PxrStylizedLines / PxrStylizedHatching の3つのフィルターがあり、それぞれの変更点をご紹介していきます。

・Contents
・AOV:NPRNtriplanar
・ハッチングマスク
・PxrStylizedControlの改善点

4.Output

RenderMan ROPノードもしくはRenderMan LOPによる出力設定をご紹介します。各要素のAOV出力の方法や、Solaris上ではRenderMan Render PropertiesをKarmaと同様に設定可能です。加えて、Integratorの変更点もご紹介します。

・Contents
・hdPrman
・RenderMan Render Properties
・AOV
・Integrator

 

Houdini について

Houdiniは、優れたパフォーマンスと飛躍的で使いやすい新機能を併せ持ち、あらゆるCGプロフェッショナルに、パワフルで使いやすい3Dアニ メーションのユーザエクスペリエンスを提供します。CG業界のUI標準に合わせて設計された新しいユーザインターフェースにより、制作時間を大幅に削減し、プロダクションパイプラインの柔軟性を高めるパフォーマンスを享受することができます。

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