Pixar社より、RenderMan 23.4がリリースされました。
今回のリリースには、以下を含むいくつかの新機能が搭載されています。
- チェックポイントは、各チェックポイントが通過する一連の間隔を取ることができるようになりました。これにより、異なる特定のタイミングで出力が可能になります。
- RenderMan 23のアダプティブサンプリングのadaptivemetric hiderオプション「variance-v22」に対し、新たな後方互換性を追加。これより、RenderMan 22からの旧相対分散計算に切り替えられます。
- RenderMan for Houdiniが、Houdini 18の複数のProduction Buildに対応しました。こちらのリリースを使用する前に、重要な変更点についてアップデートされたインストール手順をご覧ください。
すべての機能と修正についてはリリースノート(英語)をご覧ください。
最新バージョンはPixar社のダウンロードページから入手できます。(要ログイン)
RenderManについて
RenderManはハリウッド映画において、実写合成やリアリティを優先したプロフェッショレンダラーです。常にトップクオリティが求められるハリウッドニーズと技術が凝縮しています。RenderManは特に3Dアニメーションと視覚効果(VFX)のレンダリングにおいて大きな目標を達成するために設計されました。その結果RenderManは高速で効率よく最先端の機能を提供すると共に複雑なジオメトリを大量に取り扱うことができます。