Foundryは、Nuke 15.1系の最新アップデートとなるNuke 15.1v6のリリースを発表しました。このアップデートでは、NukeNukeXNuke StudioHieroHieroPlayerNuke Indie全体のバグ修正とパフォーマンスの改善が行われています。

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Nuke 15.1v6 をダウンロード これらのアップデートとNuke 15.1v6のその他の改善点の詳細については、リリースノートをご覧ください。
Nuke 15.1v6リリースノート

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アップデート内容

Nuke 15.1v6では、ユーザーから報告された不具合の修正や挙動の改善が多数含まれており、全体的な安定性が向上しています。主な修正内容は以下の通りです。

  • クラッシュ問題の修正: Pythonスクリプトを使用してReadノードのファイルパスを変更した際に発生する特定のクラッシュを解消しました​

  • モニター出力の不具合修正: ビューワのAJAモニターアウトにおいて色補正値が正しく反映されない問題を修正しました​

  • 3D操作性の改善: 3Dビュー上の変形ハンドルの操作感度がビューアのズームレベルに依存していた問題を修正し、常に一定のスケールで操作できるようになりました​

  • 新ScanlineRender2の安定化: 新しいレンダラーであるScanlineRender2ノードの出力を変形した際にNukeがクラッシュする不具合を解消しました​
  • BlinkScript互換性修正: BlinkScriptにおいて、バージョン16.0のカーネルとの後方互換性の問題を修正し、従来のスクリプトが正しく動作するようになりました​

この他にも、ZDefocusノードで特定条件下で黒いピクセルが出力される問題や、Rotoノード使用後にスクリプトを再読み込みすると発生していたメモリリークの解消、タイムライン上でのEDL読み込みエラーの改善など、細かな改良が多数含まれています。これらのアップデートにより、Nuke全体の動作信頼性と処理効率が向上し、ユーザーはより快適に作業を行うことができます。

ダウンロード情報

Nuke 15.1v6は2025年3月6日付けでリリースされており​、現在Foundry公式サイトのダウンロードページから入手可能です。対応プラットフォームおよびシステム要件は以下の通りです​

  • Windows: Windows 10(64ビット)および Windows 11(64ビット)
  • macOS:macOS 13 Ventura、macOS 14 Sonoma(Appleシリコンネイティブサポート)
  • Linux: Rocky Linux 9.0 (64ビット)

上記OS環境向けにそれぞれインストーラが提供されています。ダウンロードにはFoundryアカウントへのログインが必要です。インストール前にGPUドライバやライブラリ(Linuxの場合はlibnumaなど)の要件もご確認ください。

 

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