Foundry社より、Nuke 12.2 がリリースされました。Nuke 12.2は、NukeでのUSDサポートを開始することによりパイプラインを次のレベルに引き上げ、SyncReviewでチームのリモートワークを支援し、フローティングライセンスのローミング機能でライセンスを外部に持ち出すことを可能にします。

Nuke 12.2 のハイライト:

USD読み込みに対応
Nuke 12.2では、NukeでのUSD標準サポートが導入されました。これにより、アーティストはNukeのReadGeoノードを使用してUSDデータを読み取ることができ、改善されたシーングラフUIや、法線、色データ、アニメーション化されたジオメトリなどの対応により、USDに含まれるジオメトリを使用した作業が行えます。

 

SyncReview(ベータ版)
リモートワークがこれまで以上に重要となっている今、Nuke 12.2でSyncReviewを初めて実装しました。チームへNuke Studio、Hiero、HieroPlayerの複数セッションを同期できる機能を提供し、複数拠点にいる2人以上のユーザーが共同でフッテージをレビューしたり注釈を付けたりすることを可能にします。

 

フローティングライセンスのローミング機能
フローティングライセンスをお持ちのお客様は、期間限定のフローティングライセンスを「チェックアウト」できるようになりました。これにより、アーティストがオフラインで作業したり、ライセンスサーバーにアクセスしなくても簡単に作業できるようになります。

 

新しいQuickTimeサポート
Nuke 12.2では、QuickTimeと連携するためのより安定したシステムを提供する新しいMOV ReaderとWriterを導入し、以前の32ビットと64ビットのQuickTimeの読み取りおよび書き込みサポートを、より安定したシステムと合理化されたUIに置き換えます。

 

その他、新機能に関する詳細は以下リンクよりご覧ください。


改善についてのすべての詳細につきましては、リリースノート(英語)をご覧ください。

Nuke 12.2 は、メンテナンス期間が有効なお客様に対して無償で提供され、ダウンロードが可能です。

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