8⽉6⽇現在
本⽇、すべてのKeenTools社プラグインに対して2.1.0のメジャーアップグレードをリリースいたしました。FaceBuilder にはBlender での⾃動カメラセットアップおよびNuke での複数のカメラサポートが搭載され、テクスチャ抽出が⼤幅に改善され、Nuke 12.2がサポートされるようになりました!
ここ数か⽉、FaceBuilder をもっとBlender で使いやすくするための開発に取り組んできました。これまでは、1つのカメラで撮影した写真と同じ設定をFaceBuilder内部から⼿動で⾏う必要がありました。
幸運にも、その作業は必要がなくなりました。必要なのは、写真を読み込んでモデリングを開始することだけです!FaceBuilderは、各写真の焦点距離とセンサーサイズを設定します。EXIFデータがある場合はそれが使⽤され、⾮常に正確な結果を得ることができます。EXIFデータがない場合は、すべての写真のサイズを考慮し、予測がスマートに使⽤されます。それでもまだすべてを⼿動で設定する必要がある場合のために、⼿動制御オプションも残してあります。
これはすべて、前回のリリースで追加された⾮中⽴的な顔の表現で動作します。つまり、お持ちのあらゆる写真を使ってモデルを作成することができるという意味です!
KeenTools社の素晴らしいコミュニティの皆様からの貴重なフィードバックに基づいて、ほぼすべてをゼロから再構築したユーザーが親しみ易いインターフェースが組み込まれています。
Nukeユーザーの⽅には、Nukeでもこれらの改善点のほとんどを気づいて頂けるでしょう。正確には、FaceBuilderでさまざまな焦点距離の予測が得られるため、さまざまなソースからの写真を使⽤してモデルを作成することができます。⾮中⽴的な顔の表現は、良い写真がいないとき、あるいは写真がまったくないときに役⽴ちます。フッテージを使⽤して、FaceTracker ノードをエクスポートし、すぐに追跡を開始してください!TextureBuilder ノードのパフォーマンスと品質も、多くの点で改善されています。これらはすべてはNuke 12.2で利⽤可能です。
バージョン2.1.0以降は、Nuke 8、9、10のユーザーに対してはメンテナンス更新のみリリースすることになります。つまり、致命的なバグは修正されますが、新機能は新しいNukeバージョン向けのプラグインにのみに適⽤されます。この背景にある理由は、Nuke 11以降で使⽤可能となった新しいテクノロジーを使⽤して、KeenTools社ツールにより良い体験とパフォーマンスをもたらしたいということです。
Nukeプラグイン向けの更新の全リスト
- FaceBuilderで複数の異なるカメラをサポート
- TextureBuilderの全般的な品質を改善
- TextureBuilderにおけるより良い均等化
- FaceTrackerおよびGeoTrackerで3Dブラシを使⽤した後のピン消失を修正
- リギングされたジオメトリの修正
- Nuke 12.2に対応
- マイナー修正および改善多数
Blender ⽤の新しいFaceBuilder および更新されたNuke パッケージをkeenTools のサイトからダウンロードして頂けます!すべてのプラグインに対して15⽇間全機能トライアル版を提供しています。FaceBuilder のライセンスを1 本ご購⼊いただければ、Nuke およびBlenderの両⽅で動作します!
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