Marvelous Designer の 最新バージョン 12.1 がリリースされました。
Marvelous Designer 12.1 からサポートされるUSDフォーマット及びUSDを活用したNVIDIA Omniverse コネクターの機能をご紹介します。NVIDIA Omniverseは、NVIDIA RTX™テクノロジーに基づく個人やチームがUSDベースの3Dワークフローとアプリケーションの開発を可能にするマルチGPUリアルタイムコラボレーションプラットフォームです。
本実装によりMarvelous DesignerはNVIDIA Omniverse コネクターを介してライブネットワーク共同作業、異なるオフィスや時間帯でシームレスなコラボレーションが可能になります。
サブスクリプションライセンスをご利用の場合は、最新バージョンへアップデート可能です。 ダウンロードするには「マイアカウント」にアクセスしてください。
主な新機能
USDファイルサポート
USD(Universal Scene Description)を通じて様々なDCCツール間のコラポレーションワークフローを効率化可能です。
Marvelous Designerの衣装、アバター、副資材などの要素を USD ファイルとしてエクスポート可能です。また、外部 DCCツールで製作したデータをMarvelous Designerにインポート可能です。
Omniverse コネクター [Beta]
USDを用いたOmniverseプラットフォームとのデータ交換を通じて、コラボレーションワークフローを高速化することができます。
ドラッグ&ドロップで背景画像をインポート
エクスプローラウィンドウから画像をドラッグ&ドロップすることで、2Dウィンドウに背景画像を追加することができます。
レイアウト変更ショートカットキー
ショートカット「Alt+W」を使用すると、現在のウィンドウレイアウトと選択したウィンドウの全画面表示を切り替えることができます。
統計を表示
「統計表示」機能によりプロジェクト内の衣装に関する様々な情報を確認できます。
パッチノート
7.2.157
修正
- 一部のFBXファイルをインポートする際に、アニメーションを読み込む問題が修正されました。
- アニメーションの記録に関する問題を修正しました。
- GPUシミュレーション中に断続的にクラッシュする問題を修正しました。
- シミュレーション中にフィッティングスーツが作成されない問題を修正しました。
- GoZでエクスポートすると、すべてのメッシュに厚みが生成される問題を修正しました。
- 一部のファイルをインポートすると、2Dウィンドウパターンが表示されない不具合を修正しました。
- インポート時にファイルがQuad Meshとして表示されない問題を修正しました。
OBJ Export ダイアログの Merge Vertex by Proximity 機能の表示に関する問題を修正しました。 - シミュレーション中にGround Collisionの設定が正しく適用されない問題を修正しました。
- アバターを削除すると、アバターに付いていた鋲が別のアバターに接続されてしまう問題を修正しました。
- アバターの起動/停止状態が保存されない不具合を修正しました。
- Windows OSでガーメントファイルのファイルサイズが大きい場合、インポートできない不具合を修正しました。