Mari 7.1 リリース情報

Mariでさらに多くを手に入れよう

画像を投影する前に、すばやく傷を消したいと思ったことはありませんか?Mari 7.1では、新しい2Dペインティングモードにより、微調整やデカールの作成、完全にカスタマイズされたパターンの描画が可能になります。これにより、独自の完全編集可能な素材を作成できます。

また、Mari 7.1ではスマートマスクが再登場し、機能が強化されています。このプロシージャルマスクは、テクスチャに命を吹き込むためのツールで、汚れやシミを加えたり、グランジを追加したり、自分だけの再利用可能なテクスチャエフェクトライブラリを構築することができます。アセットに個性や奥行きを加えるのに最適です。


システム要件

OSの対応
  • Windows 10 64-bit
  • Windows 11 64-bit
  • Linux OS:64ビット版(Rocky Linux 9)
Linuxデスクトップマネージャー

Mariは公式にGNOMEおよびMATEでテストされています。他のデスクトップマネージャー(KDEなど)でも概ね正常に動作しますが、バグ修正の対象は主に上記の指定された環境に限定されます。一部のデスクトップマネージャー(XFCEなど)はMariでのテストが行われていないため、サポート対象外となります。

最小構成

  • CPU:Quad-coreプロセッサ
  • ストレージ:キャッシュおよび一時ファイル用に使用可能な10 GB以上のディスクスペース
  • RAM : 4 GB以上
  • グラフィックスRAM :搭載RAM1GB 以上の空き容量
  • 表示ディスプレイ :解像度1680 x 1050ピクセル以上
  • グラフィックカード :1 GB以上のグラフィックメモリおよびOpenGL 3.2*以降をサポートする最新ドライバを搭載したNVIDIAまたはAMDグラフィックカード
    *ディスプレイスメントプレビューは現在、OpenGL 4.0以降をサポートするカードとドライバでのみ利用可能です。

ベーカリー機能向けのGPU要件

ベーカリー機能を使用するためには、最低、GPUアクセラレーションによるレイトレーシングをサポートするグラフィックカードが必要です。専用のレイトレーシングハードウェアを備えたカード(例:NVIDIA カードの名前に「RTX」が付いたもの、および AMD 6000/7000ファミリー)に対応していますが、NVIDIA GTX 1080ラインなどの一部の古いカードもレイトレーシングをサポートしており、ベーカリー機能に対してテストされています。

複数のGPUを使用してベイキングを行う作業もサポートされています。

Mari 7.1 アップグレードについて

Mari 7.1 は、メンテナンス期間が有効なお客様に対して無償で提供され、ダウンロードが可能です。

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Mari について

MARIは、大規模なプロジェクトに対応できる創造的なテクスチャペインティングツールです。MARIには、多くの2Dペイント系ソフトウエアでは到達しえない創造的なツールセットを搭載しており、アーティストがペイント作業に専念することが可能です。MARIのインターフェースは 非常に反応が良く、軽快にペイント作業が進められます。3Dモデルに直接ペイントし、その結果をその場ですぐに確認することができます。また、制作時間を短縮し、今まで不可能とされていたテクスチャ制作を可能にします。