2021年3月に開催し、多くの反響を頂いたセミナー『Houdini 18.5 Pyro Explosions Seminar』のオンライン動画およびセミナー内で使用した各種データをご用意致しましたのでご案内させて頂きます。
こちらは Pyro Explosions セミナーのシミュレーション動画を短くまとめたダイジェスト版です(特典ではセミナー本編を全て収録しています)。
Houdini Core または Houdini FX を新規ご購入頂いた方へ、ご購入特典の追加特典としてご提供致します。また、弊社または弊社パートナー様より、Houdini製品をご購入頂き、2021年4月時点でAUP契約期間または年間ライセンスが有効なお客様にもご提供致します。
※上記は、対象のAUPユーザー様へメールにてご案内しております。まだ、弊社よりメールを受取っていない場合は、お手数ですがこちらまで、E-Mailにてご連絡をお願い致します。メールが届いていない場合は、迷惑メールとして処理されていないかもご確認下さい。
『Houdini 18.5 Pyro Explosions Seminar』内容について
このセミナーでは、Houdini18.5を用いたPyroシミュレーションについて解説します。
これからPyroシミュレーションの学習を検討している、またはHoudini18.5のPyroシミュレーションについて、理解したい方を対象としています。(初心者向けの内容ではありませんが、モデルの構造から順を追って丁寧に解説致します。シェルフから操作する場合でも、概念を理解していると、Pyroのシミュレーションがどのように行われているのかを理解することができます。)
Pyroシミュレーションの仕組みを理解するためには、ボリュームデータの構造を理解する必要があります。また前半では、Houdini内におけるアトリビュートの作成、Houdini18.5の基本的な爆発の作成方法、シェーディングについて一連の流れをご説明します。
後半は、ハンズオンで側面爆発、トレイルを含む爆発の作成過程をご紹介致します。
HoudiniのPyroシミュレーションを行うために必要な概念や考え方など、一通り学習できる内容となっております。
また本セミナーでは、初めてPyroシミュレーションを学ぶ方にも、解かりやすく構成された内容に仕上げています。
- ボリュームデータの概要
ボリュームデータに関する概要を解説します。
- ボリュームデータの構造
- openVDBに関する説明
- アトリビュートの設定とソーシング
Pyroシミュレーションを行う際のコントロールに必要なアトリビュートの説明に加え、DOPネットワークにデータを渡す工程(ソーシング)について説明します。
- アトリビュートの追加とラスタライズ
- フィールドについて
- 基本的な爆発の作成
“1.ボリュームデータの概要”と, “2.アトリビュートの設定とソーシング” を踏まえて、爆発の作成を行います。ここでは、シェルフからではなく、ノードで組み上げていきます。
- DOPネットワークを使用した場合の設定
- Pyro Solver SOPノードを使用した場合の設定
- パラメータの調節
- シェーディング
質感の設定や、Rampを使用した色味の設定などを解説します。
- Pyro Bake Volume SOPを使用したシェーディング
- Side Explosion(側面爆発) [ハンズオン]
ここまでのおさらいとして、ビルの側面から発生する側面爆発を再現します。また、新機能のPyro Trail Path SOPを用いた煙のトレイルも取り入れます。
- トレイルの作成
- 爆発の向きの制御
- シェーディング
>> Houdini 18.5 Pyro Explosions Seminar 詳細はこちら
Houdini について
Houdiniは、優れたパフォーマンスと飛躍的で使いやすい新機能を併せ持ち、あらゆるCGプロフェッショナルに、パワフルで使いやすい3Dアニ メーションのユーザエクスペリエンスを提供します。CG業界のUI標準に合わせて設計された新しいユーザインターフェースにより、制作時間を大幅に削減し、プロダクションパイプラインの柔軟性を高めるパフォーマンスを享受することができます。