Pilgway studioは、待望の3DCoat 2021を2021年7月12日に正式にリリースすることを発表しました。これはアプリケーションのローンチになり、2021年7月5日に開始予定の新しいウェブサイトとサービスが含まれます。この次世代バージョンの3DCoatは、3DCoatを3Dアート作成向けの多目的なプロフェッショナルプログラムにするために、膨大な量の改善と新しいツールを実装しています。3DCoat製品のファミリーに対する改善内容について、詳しくは以下を参照してください。

制作プロセスをより迅速に、かつスムーズに進めるために、3DCoatの次世代バージョンには一連の新しい革新的な機能とツールが実装されています。まったく新しいブラシエンジン、豊富なカーブツールセット、ローポリモデリング、高性能のRetopo、新しいGUI、スカルプトレイヤー機能などは、ほんの数例にすぎません。3DCoatの2021機能セットをチェックし、ビデオデモをご覧ください。

ライセンスポリシーの重要な変更の1つは、3DCoat 2021が実質無料で、好きなだけ学習や練習ができるようになることです。すべての機能を使用できる30日間の試用期間が終了すると、プログラムを、いわゆる「Learning Mode」で引き続き使用できます。このモードでは、作成したものを内部の.3bフォーマットで保存したり、作成したモデルを制限付きで外部フォーマットにエクスポートしたりすることも無料で実行できます。初めて3DCoatを使用し、購入の決定を行う前にプログラムの機能の学習に時間をかけたいと思っているアーティストにとって、これは朗報となるはずです。

3DCoat 2021ではライセンスポリシーの更新を行い、個人および企業のお客様に関するライセンスオプションを増やすと同時に、大学および学生向けのライセンスを導入する予定です。購入オプションに関しては、従来の永久ライセンスの1回限りの購入から、さまざまなレンタルプランまであらゆるオプションをご用意しています。ライセンスをレンタルして分割払いで永久ライセンスを購入する「Rent-to-Own」というユニークなオプションも選択できます。このオプションにより、多額の費用を一度に支払うことなく、永久ライセンスを取得できるようになります。

すでに旧バージョンの3DCoat(V2-V4)をお持ちの方は、2021バージョンが7月5日に利用可能になった時点から、3DCoat 2021にアップグレードできるようになります。アップグレードの費用は、ライセンスのタイプと購入時期によって異なりますが、通常はフルライセンス費用の何分の1かです(2020年8月1日から 2021年7月5日までに3DCoat V4 Professionalライセンスを購入し、3DCoat 2021 Individualライセンスにアップグレードした場合は無料)。アップグレードを行うと、12ヶ月間のプログラムアップデートを無料で受け取ることができます。

 

3DCoat 2021に加えて、高品質なPBRスキャン、サンプル、マスク、レリーフ(合計で約2500ファイル)の完全無料ライブラリも導入します。これらは毎月分割してダウンロードすることができます。ユーザは毎月120ユニットを受け取り、スマートマテリアルやサンプル、マスクなどを無料でダウンロードすることができます。

 

最後になりましたが、3DCoatファミリーの新しい製品をご紹介します。3DCoatTexturaは、3DCoat 2021のカスタマイズバージョンで、3Dペイント/テクスチャリングおよびレンダリング用のすべてのプロフェッショナルツールを備えた廉価版です。つまり、3DCoatTexturaは3DCoatの特別バージョンであり、すべてのペイント/テクスチャリングおよびレンダリング機能を実装しています。これは、他のソフトウェアで3Dモデルを作成し、ペイント/テクスチャリング用のプロフェッショナルなツールを手頃な価格で入手したいユーザのために特別に設計された製品で、「Rent-to-Own」オプションも選択できます。

 

2021バージョンの一部として予定しているいくつかの新機能を以下に挙げます。

UI: スクリプト経由で、または手動でUIを全面的にカスタマイズしました。独自のCustom RoomやWorkspaceの作成や、簡略化された機能または完全な機能での動作が可能になりました。

スカルプト機能: 新しいブラシエンジンは高速でフレキシブルになり、スカルプトの高速化が実現しました。スカルプトレイヤー機能やTranslational symmetry(並進対称)ツールを追加し、Primitivesツールでのスクリプトの記録が可能になりました。

ローポリモデリング: 標準的なローポリモデリングツールセットを備えた新しいModeling Roomや、あらゆる形状に対応するカーブモデリングを採用した新しいモデリングの枠組みを導入し、Low-Poly Primitivesツールでのスクリプトの記録が可能になりました。

Retopo: カーブを使った新しいSmart Retopoを導入し、Retopo機能が高速化しました。 Retopoクアッドパッチや新しいカーブツールセットを追加しました。

レンダラー: GPUのプロシージャル環境による新しいレンダリングが可能になり、ポストエフェクトやスクリーンスペースのイルミネーションおよび反射を改善しました。

その他、多数の改善点があります。

 

3DCoat 2021 各種ビデオデモ

3DCoat 2021でのプロシージャル環境およびポストエフェクト:

 

高速なスカルプトパイプライン: ポリゴンモデリング+新しいブラシエンジン

 

3Dアートパイプライン: ローポリモデリング、スカルプトおよびテクスチャリング機能

 

3DCoat 2021でのKITBASHモデリング

 

リファレンスベースのポリゴンモデリング&PBRテクスチャリング

 

Live Smoothを使用したローポリモデリング

 

3DCoat 2021でLive Smoothを使用したローポリモデリング1:

 

UIの変更

 

Translational Symmetry(並進対称):

 

ノードエディタ:

 

スクリーンスペースのイルミネーションおよび反射 1:

 

スクリーンスペースのイルミネーションおよび反射 2:

 

2種類のビューとSurface Loftによるサーフェス。.IGESカーブの使用

 

3DCoat 2021での独自のRoom作成

 

角度により限定された領域にFillツールを拡張する

 

Retopoクアッドパッチ:

 

スカルプトプリミティブでのスクリプトの記録

 

Retopoプリミティブでのスクリプトの記録

 

Primitivesツールでのスクリプトの記録 1:

 

Primitivesツールでのスクリプトの記録 2:

 

Quixel Megascansとの完全互換

 

3DCoat 2021でのフル3Dモデリングパイプライン:

 

Super Relaxブラシ

 

Smooth Convex/Concaveブラシ

 

Tangent Smoothブラシ

 

Roof Pinchブラシ

 

Trim Brushブラシ

 

Snake Clayブラシ

 

新しいモデリングツールデモ パート1

 

新しいモデリングツールデモ パート2

 

新しいモデリングツールデモ パート3

 

新しいモデリングツールデモ パート4

 

新しいモデリングツールデモ パート5

 

新しいモデリングツールデモ パート6

 

正投影に切り替えてビューをアラインする

 

スカルプトブラシでRetopoメッシュを適合させる

 

ツールグループ

 

UVトラブルシューティングのヒント

 

Smart Retopo: Quadrangulationモード

 

Retopo対称スナッピング

 

Smart Retopo Stripモード パート1

 

Smart Retopo Stripモード パート2

 

3Dグリッドスナッピングアイコン

 

Knifeツール