弊社AUPユーザー様以外もご参加頂けます!
INDYZONE CAFE について
インディゾーンの新人テクニカルスタッフによる INDYZONE CAFE (Houdini オンラインサポート)を開催します。
毎回一つのお題に沿って、弊社テクニカルスタッフが解説やトレーニング等を行い、その後は質疑応答を行う予定です。
通常は弊社AUPユーザー様向け限定で開催しておりますが、今回は特別に弊社AUPユーザー様以外でもご参加頂けます!以下に日程および詳細をご案内致しますので、ご興味ございましたらぜひご参加ください。
第10回目 INDYZONE CAFE:Houdini 19.0 PyroFXの紹介
開催日時:2021年11月24日(水) 18:00 – 19:00
Houdini19のリリースに伴い、Pyroの機能もアップデートされ、新機能の追加が行われました。Houdini19のPyroでは、従来と比較してソースボリュームの作成、シミュレーション時のフィールド操作、そしてシミュレーション後のボリュームデータのデフォームの操作がより容易になりました。いくつかの使用例と共に、ご紹介できればと思います。
- Source Point/Source Volumeの作成
- シミュレーションについて
- ポストプロセスについて
- その他の機能
- HoudiniによるPosition-based Dynamics セミナー【11月29日(月)開催!】
- 【3DCG編】Nuke 初級オンライントレーニング 開催のご案内【2022年1月8日(土)より開催!】
Houdini19では、Pyro Burst Source SOPのBurst Typeパラメータに対して4つのタイプのソースポイントアニメーションを設定する機能が追加されました。また、RBDシミュレーション後の破片の断面に対してソースポイントを作成するDebris Source SOPの機能が改善されました。これらのノードを用いて、ソースボリュームを作成する流れをご紹介します。
Pyro Burst Source SOP
Debris Source SOP
Houdini19のシミュレーションで使用するPyro Solver のパラメータが再設計され、”Wind”パラメータや”Extrapolate Velocity into New Tiles”といったオプションが追加されました。これらの変更点に加え、Gas Axis Force DOPやGas Velocity DOPのような新規追加機能のご紹介を行います。
Pyro Solver SOP
Gas Axis Force DOP
Houdini19では、ボリュームデータのデフォームを行う機能が強化されました。その用途はモデリングのためだけでなく、シミュレーション結果に対しても用いることができます。これによって、より幅広い動きや表現を行うことができます。また、従来はTrail SOPやAdd SOPなど複数のノードを使用する必要があった火花などの表現を、Particle Trail SOPを使用することでより容易に作成することができます。
また、低解像度のボリュームを高解像度化する方法につきましても併せてご紹介致します。
Volume Deform SOP
Particle Trail SOP
シミュレーションの高解像度化
その他の機能としては、例えばMinimal OpenCL Solveモードを有効にした状態で、アニメーションするソースボリュームに追従して、炎や煙の計算を行うことができるようになりました。また、煙の表面に現れる可能性のあるタイル状のアーティファクトを軽減するための ”Extrapolate Velocity into New Tiles”オプションなどの追加機能の紹介を行います。
Extrapolate Velocity into New Tiles
Minimal OpenCL Solveモードによるトラッキング
Houdini について
Houdiniは、優れたパフォーマンスと飛躍的で使いやすい新機能を併せ持ち、あらゆるCGプロフェッショナルに、パワフルで使いやすい3Dアニ メーションのユーザエクスペリエンスを提供します。CG業界のUI標準に合わせて設計された新しいユーザインターフェースにより、制作時間を大幅に削減し、プロダクションパイプラインの柔軟性を高めるパフォーマンスを享受することができます。