弊社AUPユーザー様以外もご参加頂けます!

 

INDYZONE CAFE について

インディゾーンの新人テクニカルスタッフによる INDYZONE CAFE (Houdini オンラインサポート)を開催します。

毎回一つのお題に沿って、弊社テクニカルスタッフが解説やトレーニング等を行い、その後は質疑応答を行う予定です。

通常は弊社AUPユーザー様向け限定で開催しておりますが、今回は特別に弊社AUPユーザー様以外でもご参加頂けます!以下に日程および詳細をご案内致しますので、ご興味ございましたらぜひご参加ください。

 

第10回目 INDYZONE CAFE:Houdini 19.0 PyroFXの紹介

開催日時:2021年11月24日(水) 18:00 – 19:00

Houdini19のリリースに伴い、Pyroの機能もアップデートされ、新機能の追加が行われました。Houdini19のPyroでは、従来と比較してソースボリュームの作成、シミュレーション時のフィールド操作、そしてシミュレーション後のボリュームデータのデフォームの操作がより容易になりました。いくつかの使用例と共に、ご紹介できればと思います。

  1. Source Point/Source Volumeの作成
  2. Houdini19では、Pyro Burst Source SOPのBurst Typeパラメータに対して4つのタイプのソースポイントアニメーションを設定する機能が追加されました。また、RBDシミュレーション後の破片の断面に対してソースポイントを作成するDebris Source SOPの機能が改善されました。これらのノードを用いて、ソースボリュームを作成する流れをご紹介します。

    Pyro Burst Source SOP

    Debris Source SOP

  3. シミュレーションについて
  4. Houdini19のシミュレーションで使用するPyro Solver のパラメータが再設計され、”Wind”パラメータや”Extrapolate Velocity into New Tiles”といったオプションが追加されました。これらの変更点に加え、Gas Axis Force DOPやGas Velocity DOPのような新規追加機能のご紹介を行います。

    Pyro Solver SOP

    Gas Axis Force DOP

  5. ポストプロセスについて
  6. Houdini19では、ボリュームデータのデフォームを行う機能が強化されました。その用途はモデリングのためだけでなく、シミュレーション結果に対しても用いることができます。これによって、より幅広い動きや表現を行うことができます。また、従来はTrail SOPやAdd SOPなど複数のノードを使用する必要があった火花などの表現を、Particle Trail SOPを使用することでより容易に作成することができます。
    また、低解像度のボリュームを高解像度化する方法につきましても併せてご紹介致します。

    Volume Deform SOP

    Particle Trail SOP

    シミュレーションの高解像度化

  7. その他の機能
  8. その他の機能としては、例えばMinimal OpenCL Solveモードを有効にした状態で、アニメーションするソースボリュームに追従して、炎や煙の計算を行うことができるようになりました。また、煙の表面に現れる可能性のあるタイル状のアーティファクトを軽減するための ”Extrapolate Velocity into New Tiles”オプションなどの追加機能の紹介を行います。

    Extrapolate Velocity into New Tiles


    Minimal OpenCL Solveモードによるトラッキング

Houdini について

Houdiniは、優れたパフォーマンスと飛躍的で使いやすい新機能を併せ持ち、あらゆるCGプロフェッショナルに、パワフルで使いやすい3Dアニ メーションのユーザエクスペリエンスを提供します。CG業界のUI標準に合わせて設計された新しいユーザインターフェースにより、制作時間を大幅に削減し、プロダクションパイプラインの柔軟性を高めるパフォーマンスを享受することができます。

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