Sitni Sati社は、Autodesk® Maya®向けの流体ダイナミクスソフトウェアの新バージョンであるFumeFX™ 5.0をリリースいたしました。2006年のFumeFXの初リリース以降、世界各地の多くのスタジオプロダクションパイプラインにおいて不可欠な部分になっています。『デッドプール』、『ドクター・ストレンジ』、『マイティ・ソー』、ローランド・エメリッヒ監督の『2012』、『ゴーストライダー 2』など、多数の映画制作技術や大ヒット作を含む幅広いVFX制作で使用されてきました。

今回の最新リリースでは、FumeFXとMayaとの統合環境を改善し、シミュレーションコアを大幅に再設計し、これまで不可能だった全く新しい種類のエフェクトをアーティストが作成できるユニークな機能を提供します。新しいFumeFX GPU加速化ディスプレイがMaya Viewport 2.0内部に統合され、ボリューメトリックシャドウ、適切なジオメトリオクルージョン、即時的なシェーダーフィードバックが含まれています。FumeFXシミュレーションエンジンの主要コンポーネントであるQCGソルバは、はるかに堅牢でより高速なソリューションに進化しました。QCGのCPU使用率が大幅に改善され、以前のバージョンと比較すると解決時間が20%高速化しました。Arnoldレンダラーのサポートを拡大したことにより、優れた柔軟性とシームレスな統合を提供できる新しいFumeFXは、あらゆるVFXアーティストにとって素晴らしい価値となるでしょう。

 

アップグレードについて

※2018年3月1日以降にFumeFX for Maya を弊社または弊社パートナー様よりご購入いただいたお客様は無償でアップグレードして頂けます。無償アップグレードにつきましては、ご購入の際にご登録を頂きましたメールアドレスにお送りしています。

対象のお客様で、まだ弊社よりメールを受取っていない場合は、お手数ですがこちらまでお問い合わせください。メールが届いていない場合は、迷惑メールとして処理されていないかもご確認下さい。

FumeFXについて

FumeFX はリアルな炎、煙、爆発、及びその他の気体現象のシミュレーションとレン ダリングのために開発された強力な流体ダイナミックス エンジンです。その多用性、柔軟性、そして直感的なワークフローによって、FumeFX はCG産業に要求されている業務に完璧なソリューションです。リアリズムの頂点を目指すVFXアーティスト、ゲーム開発者、ビジュアライゼーションのプロのために開発されたFumeFX は、流体ガスの微妙な差異と複雑さに到達する性能で匹敵するものはありません。

FumeFXは、『ヒューゴの不思議な発明』、『ゴーストライダー2』、『マイティ・ソー』、『プリースト』、『2012』、『スカイライン-征服-』、『エンジェル ウォーズ』、『スパイダーマン3』、『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』、『スーパーマン リターンズ』、『アイアンマン』、『グエムル -漢江の怪物-』などの映画のほか、『Warhammer Online』、『Classic Transformers』、『ダンテズ・インフェルノ-神曲 地獄篇-』などのシネマティックゲームにおいて多数の使用実績があります。

>> FumeFX for Maya 製品概要はこちら
>> ご購入はこちらから