2023年8月4日、AWS Thinkboxはレンダリング管理システムの最新バージョンである Deadline 10.3 をリリースしました。
AWS Thinkbox Deadline 10.3.0.9がリリースされ、DeadlineCommandアプリケーションプラグイン、新しいサードパーティ製品との統合、Python 3.10へのアップグレードが追加されました。
DeadlineCommandアプリケーションプラグインが追加され、事前に Deadline を設定したり Python をインストールしたりしなくても、ネイティブ DeadlineCommand または Python スクリプトを実行できるようになりました。Deadline のスクリプト API は、高度なユースケースのために Python スクリプト内にインポートできます。DeadlineCommandは、Deadlineレンダーファームの初期インストールの検証に使用できます。
Autodesk Maya 2024、Autodesk 3ds Max 2024、Maxon Cinema 4D 2023、Autodesk VRED 2023、Adobe After Effects 2023など、サードパーティとの統合が新たに更新されました。
更新された統合により、これらのコンテンツ制作アプリケーションの更新されたソフトウェアバージョンをDeadlineと組み合わせて使用することができます。
Epic Gamesと協力して、UE Movie Render Queue内からDeadlineレンダリングを統合および自動化する新しいUnreal Engine 5 (UE 5) プラグインを導入し、AWS Thinkbox Deadline 10.3以降とUE5を連携させるプロセスを効率化できるようになりました。
Deadline 10.3は、2023 年の VFX プラットフォームの推奨事項を満たすために、すべてのアプリケーションとプラグインのデフォルトとしてPython 3.10にアップグレードされました。このアップグレードにより、Deadlineユーザーのパフォーマンスとソフトウェアの互換性が向上します。
Deadlineの最新バージョンをダウンロードするには、ダウンロードページをご覧ください。このリリースの詳細については、Deadlineリリースノートをご覧ください。
Deadline 無償提供およびサポートについて
Deadlineは、レンダーファームを手軽に管理できるレンダリング管理ソフトウェアです。Deadlineは全ての規模のレンダーファームに強い対応力と幅広い管理オプションを提供します。
2022年8月に、AWS Thinkbox社の製品が無償化され、それに伴いDeadlineが無料で利用可能になりました。
サポートを希望されるお客様には、弊社の有償サポート「Deadlineサポートケア」を提供しております。
サポート内容、注意事項等の詳細につきましては、以下ページよりご覧ください。