AWS Thinkbox は、レンダリング管理システムの最新バージョンである Deadline 10.3 をリリースしました。このバージョンでは、Epic Gamesのリアルタイム3Dコンテンツ制作ツールである Unreal Engine のサポートが導入され、その他多くの業界標準デジタルコンテンツ制作(DCC)アプリケーションのバージョンアップも含まれています。

Windows、Linux、MacOSの各プラットフォームに対応する Deadline 10.3 は、80以上のDCCツールをサポートしており、オンプレミス、クラウドベース、またはハイブリッドレンダーファームで使用できます。

Deadline 10.3 を Unreal Engine 5 と統合することで、ユーザは既存のレンダリング設定を効率的に活用したり、クラウドベースのリソースを使用・拡張して最終ピクセル出力を高速化することができます。これにより、アーティストはレンダリングとパイプラインタスクをファームにオフロードしながら、コンテンツ作成ワークフローに集中し続けることができます。

AWS Thinkbox Deadline の開発者は Epic Games と密接に協力し、 Deadline を Unreal Engine の Movie Render Queueシーケンス出力ツールと接続する Unreal Engine 5 用の新しいプラグインを構築しました。Movie Render Queueをワンクリックするだけで、アーティストは Deadline にジョブを送信し、コンテキストを切り替えることなく、リアルタイムでクリエイティブなシーケンスやショット作業を即座に継続することができます。その後、ファームがバックグラウンドでレンダリングとパイプラインの自動化を処理します。アーティストが使用していない時、高出力のGPUを搭載したワークステーションなどのオンプレミスのリソースは、より大きなプールにシームレスに統合することができ、Unreal Engineやその他のアプリケーションのレンダリングに利用できるコンピューティングを最大化することができます。新しい Deadline の統合により、Unreal Engineはクラウドインフラストラクチャに直接リンクされるため、スタジオは必要に応じて拡張やスケーリングを行うことができます。

“新しい Deadline プラグインを使用して、Unreal Engine 内から GPU ファームに送信できる、アーティストに優しい方法を提供できることに興奮しています。”
– Rodeo FX、Visual Effects (VFX) スーパーバイザー、Peter Nofz氏

Deadline 10.3 やその他多くのThinkboxツールは、AWS Management ConsoleのAWS Thinkbox Downloadページから無料でダウンロードできます。2022年、ビジュアルコンテンツクリエイターをサポートし、ライセンス管理を容易にするため、AWSはThinkboxツールの全コレクションを無償化しました。

Deadline 10.3 でサポートされる新しいDCCバージョンには、Adobe After Effects 2023、Autodesk Maya 2024、Autodesk 3ds Max 2024、Autodesk VRED 2023、Maxon Cinema 4D 2023が含まれます。

Deadline 10.3 は、VFX Reference Platform に合わせて Python 3.10 と共に出荷され、より密接な Deadline との統合により、顧客のパイプライン管理を容易にします。詳細は Deadline 10.3 リリース情報をご覧ください。

Deadline 無償提供およびサポートについて

Deadlineは、レンダーファームを手軽に管理できるレンダリング管理ソフトウェアです。Deadlineは全ての規模のレンダーファームに強い対応力と幅広い管理オプションを提供します。

2022年8月に、AWS Thinkbox社の製品が無償化され、それに伴いDeadlineが無料で利用可能になりました。

サポートを希望されるお客様には、弊社の有償サポート「Deadlineサポートケア」を提供しております。

サポート内容、注意事項等の詳細につきましては、以下ページよりご覧ください。