2019年7月29日 – Sitni Sati社は、Autodesk社のMaya用プラグイン FumeFX 5.0.4 のアップデートをリリースしました。今回のリリースには、すべてのFumeFXグリッドを単一ビューポートで表示することを可能にするGPUビューポートのマルチビューオプションが含まれます。FumeFX 5のリリースより、シミュレーションコアに対して多くの変更や改善をしているため、これまでのFumeFXバージョンと比べると多少異なるシミュレーション結果になってしまいます。FumeFX 4ソルバを使用する新たに追加されたオプションによって、FumeFXバージョン5の機能を利用しながらFumeFX 4と類似した結果が得得られるようにしました。FumeFX 5.0.4では、Turbulense Noiseに更なるコントロールやアップデートされたプレビュー、そして新しいAffect Velocity Magnitudeモードが追加されています。もうひとつの素晴らしい追加機能として、どのシミュレーションパラメータがデフォルト値から変更されているかを素早く確認できるParameter Checkダイアログを搭載しています。
ビューポート
- GPUビューポートに対するMultiviewオプションを追加。
ユーザインタフェース
- FumeFX Turbulense NoiseプレビューにRasterizedモードを追加。
- FumeFX UtilitiesメニューにReview Attributesオプションを追加。
- Default Vorticity IIの値を変更。新しいStrengthのデフォルトは0.9、Vortices Scaleのデフォルトは0.01です。
シミュレーション
- FumeFX Windオブジェクトを追加。
- FumeFX 4 Solverオプションを追加。
- Turbulence NoiseにAffect Velocity Magnitude Modeを追加。
- Turbulence NoiseにSmall Details Scaleパラメータを追加。
- Turbulence NoiseにSmall Details Amountパラメータを追加。
- Conservative advection (保守的移流)とサブステップを含むVDBファイルが正しくリタイムしなかった不具合を修正。
FumeFX 5.0.4 Velocity Magnitude Mode
レンダリング
- Arnold Smokeの不透明度が20倍高くなっていた不具合を修正。
- Arnoldシェーダのフォールオフが正しく動作していなかった不具合を修正。
- シーンに2つ以上のFumeFXグリッドが存在する場合にArnoldレンダラーがハングアップする原因となっていた不具合を修正。
アップデートについて
インストーラは、ご購入時にご案内しているインストーラダウンロードページよりダウンロード頂けます。ご不明な場合は、お手数ですがこちらまで、E-Mailにてご連絡をお願い致します。