2019年5月5日 – Sitni Sati社は、Autodesk社の3ds Max用プラグイン FumeFX 5.0.3 のアップデートをリリースしました。今回のリリースにはバグ修正に加えて、新たにV-Ray 4 Solverオプション、GPUビューポートマルチビュー、3ds Max 2020の対応が追加されました。FumeFX 5のリリース以降、多くの変更や改善がシミュレーションコアに対して適用されたため、必然的に旧バージョンのFumeFXに比べてシミュレーション結果が全く異なることがあります。新しく追加されたFumeFX 4 Solverを使用するオプションでは、FumeFX 5の機能を活用しながらFumeFX 4と同様の結果を得ることを可能にします。
– 3ds Max 2020に対応。
GPUビューポート
- マルチビューオプションを追加。
- FumeFX GPUビューポートにArnoldライト近似を追加。
- ビューポートのShow FireとSmokeのデフォルトオプションを変更。今回よりデフォルトで有効化されます。
- Playback From/Toパラメータを変更してもビューポートが更新されなかった不具合を修正。
- キャッシュファイルの切り替え時に発生していたビューポート更新の不具合を修正。
- ビューポート更新の不具合を修正。新規作成したシーンでグリッドを作成してシミュレーションを実行した際に、ビューポートを回転するまでPerspectiveビューポートのポイント表示が正しく動作しませんでした。
- FumeFX LightのピックダイアログからArnold Lightを選択すると3ds Maxがクラッシュした不具合を修正。
シミュレーション
- FFX4 Solverを使用するためのオプションを追加。
- Particle SourceからtyFlowパーティクルの選択が可能になりました。
- InterpolationコントローラがtyFlowのフロート及びベクトルパーティクルチャネルに対応。
- Track Viewの中でFumeFX Windがパラメータを表示しなかった不具合を修正。
- Conservative advection (保守的異流)とサブステップを含むVDBファイルが正しくリタイムしなかった不具合を修正。
- 3ds Max以前で破損していたMXSの不具合を修正。
- Vorticity IIのデフォルト値を変更。Strengthの新しいデフォルトは0.9となり、Vortices Scaleのデフォルトは0.01に設定されました。
- MXS GetPath()が拡張子も返すように変更。
レンダリング
- 2つ以上のFumeFXグリッドがシーンに存在する場合にArnoldレンダラーが停止する原因となっていた不具合を修正。
アップデートについて
インストーラは、ご購入時にご案内しているインストーラダウンロードページよりダウンロード頂けます。ご不明な場合は、お手数ですがこちらまで、E-Mailにてご連絡をお願い致します。