この動画では、SoftClip ノードを解説し、指定したしきい値(Threshold)を基準に、地形の高さ(形状)を滑らかにクランプ(抑え込み)して自然なフォールオフで整える方法を紹介します。
今回は Soft Clip ノードを簡単に見ていきます。
ここでは Above Threshold(閾値より上)のクリップモードになっています。これは、閾値より上(この例では地形の上のほう)がクリップ/クランプされる、という意味です。
ただし Soft Clip には Softness(柔らかさ)のコントロールがあるので、地形が急に潰れたように見えないように、クランプの境界を目立ちにくくできます。
Threshold(閾値)は、このクランプの「高さマスク」に相当します。値を下げると、クランプがより低い位置から起きるようになります。
Softness(柔らかさ)はマスク境界のぼかし(フェード)量です。値を下げるほど境界が急になり、下げ切るとマスクがほぼ一定(定数)になって、地形が一気にフラットになります(デモでは完全に平坦化します)。
Clipping は、どれだけ強くクランプするか(抑え込む量)です。最大まで上げると、対象範囲がかなり平坦になります。
以上が基本のコントロールです。
さらに Below Threshold(閾値より下)にも設定できます。これは、クランプが地形の低い部分(底側)で起きるという意味です。Threshold を上げると、床を持ち上げるように、しかも滑らかにクランプされていきます。
著者はこれを、谷を作る用途や、地形を山から丘のような丸い形に寄せる用途でよく使うと説明しています。
たとえばこの山と谷の地形はとても単純ですが、Soft Clip を使うことで、山をより丸みのある丘にしたり、谷の幅を広げつつ山の高さを抑えたりできます。
最近もこれに近い形状のプロジェクトで使っていて、谷の幅をどれくらいにするかを素早くコントロールするために使用する。
このデモでは、このノードの強力さと、地形全体の形をとても素早く変えられることが伝われば嬉しいです。
